潰瘍性大腸炎のコト
潰瘍性大腸炎の方しか見ていないであろうこのブログ、もっと広まってほしいですね。
さて、潰瘍性大腸炎のことについてお話したいと思います。今回は症状について。
潰瘍性大腸炎には軽症、中等症、重症とあり、私が病院にかかったときは中等症と重症の境目でした。
もうお腹が痛くて痛くて、学校にも行けず、電車に乗っては次の駅で降り、また乗っては降り、の繰り返しでした。しかし、出席日数で留年がかかっていたので、無理してでも電車には乗る、という毎日でした。
しかし潰瘍性大腸炎は腹痛だけではないのです。
実は、トイレが我慢できなくなります。
このこと、書いてもいいのかなという葛藤がありました。もし、友人に病気をカミングアウトし、調べられた際、トイレが我慢できないなんて出てきたらびっくりですよね。
「調べたよ、トイレ我慢できないんだってね」
なーんて、言う意思悪な人いないでしょうけど。
カミングアウトしたら、この事実もバレるかもしれないと思ったら、怖くて、病名を友人に教えたことはありませんでした。
同じ経験した方いないかな。いるよね。
まあつまり、潰瘍性大腸炎は腸の病気なので、下品なこと言うと、大の方が我慢できなくなります。出てくるのは大量の血ですが。
当時高校生だった私は教室で何度もおもらしをしそうになったことがあり、怖くて怖くて、授業を受けることができませんでした。
先生には、トイレが我慢できない、ということは伝えず、腹痛が我慢できないと伝え、自分の席は教室の一番後ろのドア側にしてもらってました。
潰瘍性大腸炎は、食べても全部出てくるので、栄養失調のようになります。そのため、52kg会った私の体重は46kgに低下し、ガリガリになりました。ちなみに私168cmです。
クラスの子も突然私がガリガリになったもんだから、びっくりしてましたが、症状を知られるのが怖くて、病名を伝えることはありませんでした。
常に夜用のナプキンをつけて、少し我慢できずとも対処できるようにはしていました。しかし、高校生の私にとっては、人間としての尊厳を侮辱された気持ちでした。この年でおもらしだなんて、、、、と。
音は出ず、バレずとも、人前でお尻からどろどろした血便が出てくるのを我慢することができない。トイレ行く！と言って一人でトイレへ移動している間も出続ける。夜用ナプキンで漏れ出すのを防ぐ。ほんとのほんとに我慢出来ないんです。
友達にばれないように、すぐに保健室へ行っておもらししました、と伝え、パンツを履き替える。パンツを洗い、教室へ持って帰るとバレるかもしれないので、保健室に置いたまますぐ教室へ戻り、なに食わぬ顔をする。
帰る前に保健室へ寄り、洗ったパンツを持って帰る。
こんなの神様いないじゃんって。
心も体もズタボロで、保健室登校となり、授業は10分程度受けたら保健室に行ってもいいとのお許しを得て、なんとか高校に通っていました。
あ、とても長くなってしまいました。書くのは辛かったですが、これが私の１日のルーティンというものでした。
続きはまた今度。
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